トラブルシューティング画質・見た目のトラブル

画質・見た目のトラブル (Visual Issues)

画面の表示がおかしい、色が変、影がないといった「見た目」に関する問題の診断フローです。

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動作が重い・カクつく・アプリが落ちる場合

パフォーマンスに関する問題は 動作が重い・クラッシュする のページを参照してください。 電源チェックやGPU設定で改善する場合があります。

画質・クオリティへの不満(フォトリアルにならない)

「部屋は表示されているが、画質が悪い」「漫画みたいでリアルじゃない」「CGっぽい」と感じる場合の対処法です。

リアルタイム画面が漫画っぽい / のっぺりしている / 影がない

[診断フロー]

  1. 画質設定(Quality Settings)は「High」以上になっていますか?

    • 設定が 「Low」 または 「Medium」 の場合、最新の光計算技術(Lumen)が無効化され、影や反射が省略されるため「ゲームっぽい/漫画っぽい」見た目になります。
    • 対策:画面右上の設定から、画質を 「High」 または 「Epic」 に変更してください。
  2. グラフィックボード(GPU)のスペックは十分ですか?

    • Intel Iris Xeなどの「内蔵グラフィックス」では、High設定にすると非常に重くなるか、正しく表示されないことがあります。

[解決策]

  • ハイスペックPCを利用するか、下記の「静止画書き出し(Path Tracing)」を利用してください。
もっと写真のような画質(フォトリアル)にしたい

[解決策:Path Tracingの利用]

R.Designで「写真のような」画像を生成するには、Path Tracing(パストレーシング) モードでのレンダリングが必須です。 リアルタイム画面(歩き回る画面)はあくまで「プレビュー」であり、最終的な画質ではありません。

  1. レンダリングボタン(カメラマーク)を押す。
  2. 設定画面で Render Mode「Path Tracing」 に変更する。
    • ※デフォルトの「Lumen」より遥かに高画質になります。
  3. 書き出しを行う。

参照:レンダリング設定

素材(マテリアル)が安っぽく見える

[チェックポイント]

  1. ラフネス(Roughness)の設定
    • 全てがピカピカしていませんか? 布や木材のRoughnessを上げて「艶消し」にするとリアルになります。
  2. ノーマルマップ(Normal Map)
    • 表面に凹凸感はありますか? ノーマルマップを適用すると、壁紙や床に立体感が生まれます。

画面全体の明るさ・表示不良

部屋が真っ暗 / 照明を足しても明るくならない

[診断フローと優先チェック]

原因は「照明」ではなく「カメラ」や「設定」にあることがほとんどです。以下の順序で確認してください。

  1. カメラは「壁の中」ではありませんか?

    • キーボード(WASD)で動いてみて、景色が変わるか確認してください。壁に埋まっていると真っ暗になります。
  2. インポートしたモデルですか?

    • 窓ガラスのマテリアルが光を通していない可能性があります。
    • 対策:アクティブカメラを家の外に出して確認するか、窓にR.Designの「クリアー・ガラス」マテリアルを適用してください。
  3. 環境設定(HDRI)はロードされていますか?

    • まれにバグで空の明るさ情報(HDRI)が読み込まれないことがあります。
    • 対策:プリセットを変えてみてください。
  4. カメラの露出設定は「Manual」になっていませんか?(★重要)

    • カメラ設定の Exposure Metering MethodManual になっていると、周囲が暗くなってもカメラが感度を上げてくれません。
    • 対策:設定を 「Auto」 に戻してください。
    • 参照:カメラ露出設定のトラブル

レンダリング(書き出し)結果

鏡の映り込みがぼやける

[診断フロー]

  1. 画質設定は「High」ですか?
    • 「High」では軽量化のため反射計算が簡略化されます。

[解決策]

  • 鮮明な反射が必要な場合は設定を**「Epic」**にします(要ハイスペックPC)。
  • 静止画書き出しの場合は、設定に関わらず**「Path Tracing」**を使用すれば解決します。
  • 参照: CG用語集: レイトレーシング
動画やパノラマ書き出しで落ちる

[診断フロー]

  1. VRAM容量は12GB以上ありますか?
    • 動画や360°パノラマのパストレーシング出力は、通常の操作よりも遥かに多くのVRAMを消費します。

[解決策]