デザインファミリー (Design Family)
定義 (Definition)
Design Family とは、商品の基本情報(デザイン名、ブランドなど)を管理する親オブジェクトであり、その下に Design Version という形で更新履歴や具体的なアセット定義が紐付きます。
構造概要
Salesforce上のオブジェクト構造は以下のようになっています。
- 📦 Design Family (親): デザイン名、ブランド情報の管理
- 📄 Design Version (子): 更新履歴、Chunk ID、Activeフラグ
- 🎨 Define Material: 各スロットに対するマテリアル定義
- 📄 Design Version (子): 更新履歴、Chunk ID、Activeフラグ
各オブジェクトの役割
1. Design Family
商品の「アイデンティティ」を管理します。
- 管理項目: デザイン名(各言語)、Vendor Brand(ブランド名)など。
- 役割: 全てのバージョンの親として機能します。
2. Design Version
デザインの「更新」と「アセット(Chunk)」を管理します。
- Chunkとの関係: Chunk IDはDesign Versionに付与されます。
- デザインが更新されて新しいVersion(例:
0.0->1.0)になると、新しいChunk IDが発行されます。 - これにより、アプリ側は最新のVersion(Chunk)のみをダウンロードすればよくなり、効率的な更新が可能になります。
- デザインが更新されて新しいVersion(例:
- 管理項目:
- Revision Count: 更新回数(例:
0.0) - Chunk Id (Short): アセットのダウンロードID
- Active: 現在有効かどうか
- Debug: デバッグ用かどうか
- Revision Count: 更新回数(例:

緑枠: Design Family / 赤枠: Design Version (Salesforce画面)
3. Define Material (マテリアル定義)
「どのスロットに、どのマテリアルを適用できるか」を定義するオブジェクトです。
- Lookup:
Design VersionとProduct Attributeの両方を参照します。 - 役割: Design Version(形状)に対して、Product Attribute(ユーザーが選べる選択肢)をマッピングし、具体的なマテリアル(Fabric, Wood等)を決定します。

Define Material画面: Element0, Element1などのスロット定義
登録基準 (Registration Criteria)
Design Familyを新規作成する際は、以下の技術的構造を考慮して範囲を決定します。
1. マテリアル構造の同一性
同じFamily(Version)に属するMeshは、Define Materialで定義されたスロット構造(Element0, Element1…) に適合する必要があります。 共通のスロット定義で管理できるバリエーション(サイズ違いなど)は、同じFamily/Versionの下で管理します。
2. Chunkの効率性
Chunkは Design Version単位 で生成されます。
- まとめるメリット: 関連商品(ソファとオットマンなど)を同じVersion内のMeshバリエーションとして含めれば、1つのChunk IDで一括ダウンロードできます。
- 分けるケース: 全く異なるデザインや、同時に使用しない商品は、別Family(別Chunk)として管理し、不要なダウンロードを防ぎます。
ℹ️
補足: 更新フロー
MeshやMaterialの割り当てを変更した場合、新しい Design Version を作成(Revisionアップ)することで、アプリ側に変更を反映させます。古いVersionのChunkはそのまま残り、新しいVersionのChunkが新たに配信されます。