プロジェクトデータとロード (Project Data & Loading)
R.Designのプロジェクト(Room Design)がどのように保存され、膨大な3Dデータがどのように効率的にロードされるか(Chunkシステム)について解説します。
Room Designの保存構造
ユーザーが作成した空間は Room Design として保存されます。 Room Designは、空間内に配置されたアイテムのリスト(Room Design Products)を持っています。
Room Design Products
空間内の各アイテムは、以下の情報を参照または保持しています。
- 配置座標・回転・スケール
- 適用されているDesign Family(後述)のバージョン
- 上書きされたMaterialの設定
コミュニティサイトとの連携
Appで保存されたRoom Designは、自動的にコミュニティサイト(Web)と同期され、ポートフォリオとして表示されます。


Chunkシステム (Asset Loading)
R.Designは膨大な数の高精細アセット(家具、マテリアル)を扱います。これらを一度に全てダウンロードすると、アプリの起動に膨大な時間がかかってしまいます。 これを防ぐため、アセットは Chunk(チャンク) と呼ばれる単位で分割され、必要なタイミングでダウンロードされます。
Basic Chunk (Chunk1)
基本的なマテリアル(汎用的な木材、布、金属など)が含まれたパッケージです。Appを開いた際に、必ず最初にダウンロードされます。
💡
最適化のポイント
ユーザーのダウンロード時間を短縮するため、可能な限り「Chunk1」に含まれる標準マテリアルを使用することが推奨されます。独自の特殊なテクスチャを多用すると、追加のダウンロードが発生し、ロード時間が長くなります。
Specific Chunk
特定の状況でのみ必要となるアセット群です。
- Design Version毎のChunk: 特定の家具シリーズを表示する際にロードされます。
- Preset Room毎のChunk: プリセットルームを開く際にロードされます。
Chunk欠落時の挙動
もし必要なマテリアルがChunkに含まれていない(ダウンロードが完了していない)場合、一時的にプレースホルダー(グレーの箱や低解像度テクスチャ)が表示されることがあります。
