開発APIリファレンスMember System

メンバー・プラン体系(システム仕様)

R.Designのメンバー管理システムにおける、**プラン(Plan)タイプ(Type)**の組み合わせによる権限制御の技術仕様を定義します。

🎯

対象読者: 開発者、サードパーティモデラー、内部サポートスタッフ

営業担当者向けの簡略版は プラン比較(営業用) を参照してください。


プラン × タイプ 概要(参考)

各組み合わせのターゲットユーザーの概要です。

PlanTypeターゲットユーザー
FreeGeneral• カジュアルユーザー
• 単発プロジェクトのスタイリスト
• 評価目的の法人顧客
FreeEvaluation• サードパーティテスター
• 潜在的パートナー
FreeDebug• サードパーティモデラー
ProGeneral• R.Designのリピートユーザー
Pro for BrandGeneral• ブランド企業
InternalDebug/Dev• 内部ユーザー・開発者

全ユーザー共通機能(Universal Features)

以下の機能は、プランやタイプに関わらず、**全てのユーザー(Freeプランを含む)**に対して有効化されています。

  • プレゼンテーションモード/エディターモード
  • アイテム・カタログ
  • マテリアル・カタログ
  • アイテムのインポート(Import Items)
  • レベルのインポート(Import Levels)
    • ※ただし、インポートしたレベルを含むルームの保存は、各プランの「保存可能ルーム数」の制限に従います。

権限・機能 詳細マトリクス(差異のみ)

以下は、プランとタイプによって機能・制限が異なる項目のマトリクスです。

Plan / FeatureTypeルーム保存枠My Catalog作成Video CreatorWatermark in RendersAsset URL選択Debug CatalogDebug Room
FreeGeneral3✅(10s)
FreeEvaluation無制限
FreeDebug無制限
BasicGeneral25✅(10s)
ProGeneral無制限
Pro for BrandGeneral無制限
Pro for BrandApprover無制限
Marketing ProGeneral無制限
Marketing Pro+CRMGeneral無制限
InternalDebug無制限
InternalDevelopment無制限
InternalAdmin無制限
ℹ️

Video Creatorの制限について

  • Free / Basic: 最大10秒までレンダリング可能。右下に「R.Design」のウォーターマーク(透かし)が入ります。
  • Pro以上: 時間制限なし、ウォーターマークなし。
⚠️

廃止されたプラン・タイプ

以下は過去に存在したが、現在は使用されていません:

  • Pro + Evaluation タイプ(パートナー・潜在的パートナー向け)
  • Internal + General タイプ

主要な権限パターン

1. アセットアクセス権限

Production Asset Only(本番アセットのみ)

  • 一般ユーザー向けに公開されている、品質保証済みのアセットのみにアクセス可能
  • 開発中のアセットやテスト用アセットは表示されない

Dev/Production Asset Selection(開発・本番アセット選択)

  • アプリケーション起動時に、本番環境(Production)のアセットテーブルと、多数のバージョンが存在する開発環境(Development)のアセットテーブルから、使用するテーブルを選択できる仕組みです。
  • 主に内部開発者とサードパーティモデラー向け

Debug My Catalog(デバッグカタログ)

  • デバッグ用のアイテムやプロダクトにアクセス可能
  • member_typedebug または development のユーザーのみが閲覧可能
  • ItemAPI経由でのみアクセス可能(カタログZIPファイルには含まれない)

2. エディターモード機能制限(Freeプラン)

Free + General タイプのユーザーには、以下の制限が適用されます:

機能Free (General)有料プラン (Pro以上)
My Catalog”Unsorted”のみ利用可(新規作成不可)全機能利用可能
Video Creator10秒制限 + 透かし無制限
保存可能ルーム数最大3件(所有者として)無制限
💡

建築モデリング依頼時の特例

Freeユーザーが建築モデリングを有料で依頼した場合、そのルームの所有権(Owner)は依頼者(Freeユーザー)に付与されます。これにより、Freeユーザーは自分が所有するルームを、プロのインテリアスタイリストに「Viewer」または「Editor」ロールで共有し、装飾を依頼することができます。


3. 共有権限の制約

Freeユーザーの制約

  • Freeユーザーは、他のルームに対して「管理者(Admin)」権限を付与されることができません
  • 付与可能な権限:
    • ✅ 編集者(Editor)
    • ✅ 閲覧者(Viewer)
    • ❌ 管理者(Admin)

権限レベル別のアクション

ルームに対する権限上書き保存共有削除
所有者(Owner)
管理者(Admin)
編集者(Editor)
閲覧者(Viewer)
📌

新規保存を実行したログインユーザーが、自動的に「所有者(Owner)」となります。


データベース仕様

member テーブル

member_type フィールド

データ型:picklist(選択リスト)

有効な値

  • general - 一般ユーザー(デフォルト)
  • debug - デバッグユーザー(デバッグアイテム閲覧可能)
  • evaluation - 評価ユーザー(全機能アクセス可能)
  • development - 開発ユーザー(開発環境アクセス可能)
  • admin - 管理者(他のメンバーのタイプ変更可能)
  • approver - 承認者(Pro for Brand専用)

デバッグメンバーの判定ロジック

// デバッグメンバーかどうかを判定
const isDebugMember = (member) => {
  return member.member_type === 'debug' || member.member_type === 'development';
};

room_design テーブル

debug フィールド

データ型:boolean

  • true: デバッグルームデザイン(デバッグメンバーのみ閲覧可能)
  • false または null: 通常のルームデザイン
🔒

アクセス制御

debug フィールドが true のルームデザインは、member_typedebug または development のメンバーのみが閲覧できます。フロントエンドページは存在せず、データベースクエリでのみ確認可能です。


ItemAPI とデバッグアイテム

実装の背景

2019年10月に、デバッグユーザーモードがItemAPIに実装されました。

重要な仕様

  • デバッグアイテムは、debug および development タイプのユーザーのみが閲覧可能
  • カタログZIPファイルには含まれない
  • これらのユーザーには、ItemAPIを使用する必要があります

参考:実装時のSlackメッセージ(2019年10月8日)

and we have released debug user mode for ItemAPI. there are some debug Items. only debug and development users are able to see such Items and products. so please use ItemAPI instead of catalog zip file for such member_type users.


実装履歴

member_type フィールドの追加(2018年10月15日)

初期実装時には generaldebugevaluation の3つの値が定義されました。その後、development が追加されました。

参考:Slack会話(2019年6月)

Ken(開発者)による整理:

  • member テーブルの member_type カラムが debug または development の場合、そのメンバーはデバッグメンバー
  • room_design テーブルの debug カラムが true の場合、そのルームデザインはデバッグルームデザイン
  • デバッグメンバーでない場合、デバッグルームデザインは閲覧不可
  • フロントエンドページは存在せず、データベースで直接確認する必要がある

関連ドキュメント

営業・顧客向け

公開ドキュメント


更新履歴

  • 2025年12月27日: 初版作成(plan-member-type.mdより移植)