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ベストプラクティスプレゼンで勝てるカメラの使い方複数アングルでプレゼンを設計する
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複数アングルでプレゼンを設計する (Designing a Multi-Angle Presentation)

クライアントに「物件を見せる」プレゼンを、複数カメラの組み合わせ で物語的に設計するベスト・プラクティス。

→ 複数カメラ機能の操作手順は 複数カメラ設置(リファレンス) を参照。 → このページは「何を撮るか・どう繋ぐか」の設計論に焦点。


物語性のあるアングル構成

プレゼン用の画群は 1 枚 1 枚バラバラ ではなく、読者が「歩いて見た」と感じる順 に並べると説得力が増します。

不動産プレゼンの定番構成(戸建て・マンション)

1. [2D 俯瞰]    間取り全体
2. [3D 引き]    玄関を入ったところ
3. [3D 標準]    リビング全景
4. [Human]     リビングの目線(くつろぐイメージ)
5. [3D]        ダイニング
6. [3D]        キッチン
7. [3D]        各個室
8. [Human]     バルコニーから外を見る
9. [3D 引き]   外観(屋外プリセット)

インテリア提案の定番構成

1. [2D]        現状の家具配置
2. [2D]        提案する新配置
3. [3D]        新配置でのリビング全景
4. [3D アップ] 主要家具(ソファ・テーブル等)のディテール
5. [Human]    住人目線での見え方

カメラ名の付け方

将来の修正・案件横断のために、命名規則を統一しましょう。

おすすめ命名規則

{番号}_{場所}_{画作り方針}
良い例悪い例
01_Entrance_Wideカメラ 1
02_Living_StandardDuplicated (8)
03_Living_Human-Eyeテスト

案件横断するなら

{案件名}_{番号}_{場所}_{画作り}
例: Akari-Project_01_Entrance_Wide

このルールなら、複数案件で同じ命名規則を再利用できる。


アングルごとのプリセット使い分け

各カメラに異なるプリセットを当てる戦略:

カメラプリセット案意図
玄関Auto - Default + 露出補正 +0.3明るく迎え入れる印象
リビング全景Auto - Default自然な見え方
リビング目線 (Human)Auto - Default + 横縦比 16:9プレゼン画面ネイティブ比
寝室露出 +0.5 系 + 暖色 LUT落ち着いた雰囲気
バルコニー屋外プリセット + 露出 -0.3白飛び抑制
⚠️

「すべてのカメラに変更を適用」OFF を必ず確認

個別プリセット運用時、このトグルが ON のまま 1 つでも触ると全カメラに伝播します。慎重に。


アスペクト比の戦略

用途比率カメラ設定タブ
プレゼン PDF(ワイド)16:9 (1.78)プリセット選択 or 横縦比タブ
印刷カタログ4:3 (1.33)同上
Instagram グリッド1:1 (1.00)同上
縦長スマホ閲覧9:16 (0.56)横縦比タブ Custom

複数アングルでも、1 つの案件内では同じアスペクト比に揃える のが見映え上良い(並べて見たとき統一感)。


レンダリングへの繋ぎ込み

カメラの仕込みが終わったら、レンダリング設定タブで画質を決めて一括書き出し。

推奨フロー

  1. 初回ラフ: 全カメラ「標準 (Preview) プリセット」で書き出し → 全体構成のチェック
  2. 修正後: 修正したカメラだけ単独レンダリング
  3. 本番: 「パストレース」で全カメラ一括レンダリング(時間がかかるので終業前に開始)

→ レンダリング側の詳細: 画像レンダリング → 高画質化: レンダリング設定の極意


出力ファイルの整理

レンダリング画像リストから一括エクスポートすると、出力フォルダにずらりと並びます。

仕込み結果
カメラ名を 01_Entrance_Wide 等と整えておくファイル名が 01_Entrance_Wide_...jpg となり、並び順が整う
「すべてのカメラ」でレンダリングカメラリスト順そのままで書き出される

→ 出力先: 画像レンダリング - 出力先ディレクトリ


チェックリスト

プレゼン納品前の最終確認:

  • 全カメラに名前が付いている(Duplicated (N) が残っていない)
  • 並び順が物語的に流れている
  • アスペクト比が用途と一致している
  • 「すべてのカメラに変更を適用」OFF が確認済(個別プリセット運用の場合)
  • 本番レンダリングが高画質設定(パストレース推奨)
  • 出力ファイルが命名規則どおり並んでいる

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